little man note,

little man note,

「銭湯文化は、なくなる」辛坊治郎が推察 ~性別変更の生殖不能手術要件 最高裁が「違憲」判断

辛坊治郎氏の発言

《例えば「自分は女だ」と言って男性器のある人間が女湯に入れるのかという問題です。これは、性別変更に手術は不要だとすることが、保守派の人たちから猛烈な反発を受けている理由でもあります》

■自分の考え

前提として、そもそも性別二元論ではなく、セクシュアリティにはグラデーションがある。ずっと以前からトランスジェンダーは世界に存在する。

何より性別移行には身体を変えなくとも、多大な時間などのコストが必要である。「私たちも社会の一員だ」と主張しているトランスジェンダーと、社会の秩序を乱す人を混同してはならない。

それを踏まえた上で、過去や現在に、トランスジェンダーがどのように暮らしてきたか/暮らしているかをきちんと知るべきだ。

■頭をまとめるために参考にする記事

globe.asahi.com

性自認の『自認』という言葉にひっぱられがちですが、そう自称しただけでその性別扱いになるというわけではありません。大多数の人は、現に生活しているトランス女性の経験や現実を知らないので、そう誤解するのだと思います

(中略)

生まれたときに割り当てられていた性別を、帰属を実感する性別に合わせて社会的に割り当て直すことが性別移行です。幼少期から性別違和を抱かされる様々な体験、そして性別移行してゆくなかで心身ともに性別が合致してゆく適合経験、そうした人生を通して様々な経験とともに確立していく自己、そこで語られるものこそが『性自認ジェンダーアイデンティティ)』なのです。

性自認は『今から女』というようなものではないことが、分かるのではないでしょうか。